柴田 春樹
Shibata Haruki
センスだけでは営業は成功できない。本当に必要なのは「やり続ける」という努力の才能
なぜインターンを始めたのか
私は高校時代に浪人して理系の大学に進学しました。
苦労して進学したものの、理系は研究などひたすら机に向かって学ぶ事が多く、入学してから半年で何か物足りなさを感じるようになりました。授業も退屈に感じるようになり、自分にもっとプラスになることをやりたいと思った事がこのインターンを始めようと思ったきっかけです。
理系とは全く異なる、他の道で何かやりたいと思い、営業経験が積めるインターンをやりたいと思うようになりました。もともと人と話すことが苦ではなかったこともあり、営業であれば楽しく成長できると思ったのもありますが、周囲の一年早く大学に入った友達が長期の営業インターンに参加していることの影響も大きかったです。
彼が営業インターンを経験して人として成長していく様子を間近で見ていたので、自分も学生のうちに滅多に経験できない営業をする事で自己成長に繋げたいと思いました。
StepHouseのインターンは学生が主体となって活動していたので、同じような志を持った学生たちが本気で営業している環境に飛び込みたいと思いこのインターンに参加しました。
身についた考え方やスキルとは?
私がこのインターンを通して学んだことは沢山ありますが、始めたばかりの頃は出来ないことばかりでした。人と話すことが好きだったということもあり、やったこともない営業に自信もあり、なんとかなるだろうと楽観的に考えていました。
私は、一件一件お宅を訪問してアポイントを取るアポインターから始めたのですが、思ったようにアポイントが取れずとても苦労しました。初契約までも2ヶ月半かかり、その間に同期や後輩はどんどん契約を上げている。正直、焦りもたくさんありました。メンタル面も脆く、アポイントを取るイメージは出来ずにいたので、営業に対してのめり込むほど努力することが難しい時期もありました。
ただそんな中でもPDCAをしっかり回して1つずつ出来ることを増やしていきました。有難いことに周囲には輝かしい成果をあげている先輩方が沢山いたので、疑問があったらすぐに先輩に連絡して、出来るようにするプランを立てました。
メモを常に持ち歩き、問題点や課題をすぐに書く習慣をつけました。そこで先輩からのアドバイスを参考に次にアクションを決め、うまくいけばそれを継続し、出来なければ次のプランを考えることを徹底してやりました。
その結果、月間4契約という成績も残すことが出来ました。入ったばかりの頃はこんな成績を残せるとは思っていませんでしたが、地道に一つ一つやっていくことで大きな成長を繋げる事ができました。
営業力は一見すると、もって生まれた才能で決まるように思われがちですが、出来ないことにしっかりと向き合って取り組むことが大切だと気づかされました。またメンタル面でも自分でセルフマネジメントが出来るようになり、自分のメンタルを保つ方法を学ぶことが出来ました。
なぜその考え方やスキルが身についたのか
基本的な営業力はもちろんですが、このインターンを通して困難な課題でも一つずつ解決するスキルを身に付ける事が出来ました。
そもそも私がどうしてこのような方法で営業力をつけようと思ったのかは、自分自身が最初から何でもできる人物ではなかったからです。営業に関して才能がなく、天才ではなかったので自分の出来ることからやっていきました。
才能がある人なら1から10まで学ぶことがあった時、1できたらすぐに全部出来るようになります。私の場合、1できても他の事が出来なかったので1つずつ自分の力にしていきました。
また感覚で物事を理解する事が出来なかったので、理論や証拠を理解して納得してから次の課題に取り組んでいました。この方法のおかげで一度出来たらそれ以降忘れることはなく、一歩一歩成長する事が出来ました。
このインターンの環境に身を置き、出来ない自分を認める事が出来たからこそこの考え方を身に付ける事が出来ました。
これから挑戦したいこと
これからインターンを始めるか悩んでる学生に私が言えるアドバイスは、まずは何も考えず行動してみようという事です。
始める前は自分に向いてなさそう、営業って難しそう等のイメージがあり、なかなか一歩踏み出せないと思いますが、最初は何も考えずにチャレンジしてみることが大事です。
私も自信をもって始めたはいいものの、なかなか契約があがらず悩む時期もありました。ただやってみないと自分がどんな人なのかを知ることが出来なく、また人間的に成長する事が出来ません。
才能があるにしろないにしろ、実際に営業を経験する事で自分を知るいいきっかけになります。やってみて向いてないなと感じることもありますが、そこから本気で取りくもうと気を引き締める事で私自身変わる事が出来ました。
「何事も挑戦してみないとどうなるかわからない。」
困難に直面したとしてもそこからどうするかが大切です。まずはなにも偏見無しに果敢に挑戦して欲しいと思います。