中瀬 諒人
Nakase Masato
学歴が通用しない就職留年という絶望。どん底から這い上がった営業インターンでの逆転劇
インターンを始める前の自分
インターンを始める前は大学のフットサルサークルに所属しており、特に何かに打ち込むとかではなく、とりあえず今が楽しければそれでいいという考えを持っていました。
就職活動もそれなりの大学を出てるし、何とかなると思っていました。
しかし就職活動はそこまで甘くはなく、30社以上もエントリーしても希望の会社から内定を得ることは出来ませんでした。正直こんなことになるとは自分自身予想もしていませんでした。
ありがたくも内定をいただいた企業もあったのですが、中途半端な気持ちのままで就職先を決めたくないと思い、就職留年をすることにしました。
しかしこのままの自分ではいけないと思い、何か武器になる力を手に入れて就活に臨むために、今のインターンを始めることにしました。
インターンでの経験や実績
学生でありながらも、何百万もする商品を自分の力で自分よりも一回りも二回りも上の人に対して、販売したということは非常に貴重な経験になりました。
フルコミッション制であるからこそ、契約を上げた時の嬉しさは格別であり、自己成長に繋がっていくと感じています。
これは普通にアルバイトをしている学生では決して経験できないことだと思います。実績としては社内でナンバーワンの営業実績を上げるなど、特に輝かしい功績は残せていませんが、目の前のことをPDCAをしっかり回しながら取り組んできたことで、安定して成果を残し、着実にステップアップしてきたなと感じています。
今出来ることを最大限に努力することが非常に大切だと感じています。努力が実を結ぶことで自信が付き、普段の仕事や就職活動にプラスに働いている実感があります。
就職活動に活かせたこと
営業を通して、就職活動に生かせたことは主に2点です。1点目は就職活動に対する考え方です。就職活動はいわゆる自分を相手に売り込む営業と同じだと思います。
自分という商品がいかに良いモノであるか、またいかに相手にフィットしているかを売り込む場だと考えています。この思考を持つだけで、大きく変わっていきます。
まず相手の質問に対して、なんでその質問をしているのか、また相手はどのような人材を望んでいるのかを考えます。これは営業においては相手のニーズを探ることと同じです。
相手が求めていることが分かったら、自分の自己PRでは協調性を押すのか、競争心を押すのか、数ある自分の要素の中でどれを軸に話していくかを考えます。
これは志望動機を考える際に会社の概要や風土などを自分で研究すると思うのでそれに合わせて自己PRも変えていきます。
2点目は面接で緊張しなくなったことです。普段インターンで40代以上の人と当然のように話して、モノを売り込んでいます。このような経験を普段からしているので面接での緊張は特にしなくなりました。
このようにインターンから就職活動に多くのことを活かすことが出来ました。就職留年をきっかけにこの環境に身を置くことが出来て本当に良かったと思っています。
社会人スタートへの意気込み
社会人になったらこのインターンで学んだことを活かして頑張っていきたいと思います。
このインターンを通して学んだことは多くあります。その中で特にPDCAを回すということを学び、行ってきました。
具体的には、月末にしっかり翌月の目標を立てて、その目標に対して日々をどのように行動すべきかを計画し、1日ごとにしっかり反省して、次の業務に活かすようにしてきました。
このようにPDCAを回すことは今までやってきた営業に限ったことではなく、全ての仕事において大切なことだと思います。
仕事に取り掛かる前にしっかり、計画を立てて、実行し、反省し、次に活かしていくことをこれからも意識しながら取り組んでいきたいと思います。