自己分析を行うときに読むべき本5冊を徹底紹介!失敗しない本の選び方や効果的な本の読み方とは?購入時に注意したい点まで解説
はじめに
自己分析のために本を買おうと思っても、種類がたくさんありどれを選んだらよいのか悩んでいる人は多いのではないでしょうか?
お金を払って読むのであれば、ちゃんと自分の役に立つものを選びたいですよね。
こちらの記事では、自己分析を行うときに読むべき本を5冊紹介します。
なぜオススメなのか理由も合わせて解説しますので、ぜひ自分に合った本を見つけてみてください。
また、失敗しない本の選び方や効果的な本の読み方、購入時に注意したい点も合わせて解説します。
こちらの記事を読めば「この本を買ってよかった!」と心から思える一冊に出会えるはずです。ぜひ参考にしてください。
なぜ自己分析で本を読む必要があるのか
今はインターネット上でも多くの情報を集められるため、「わざわざお金を払って本を買わなくてもよいのでは?」と思う人もいるかもしれません。
実際に本を読まずして内定を得た先輩もいるでしょう。
確かに本を読まなくても内定は獲得できるかもしれません。
しかし、納得感があり後悔しない就職活動をするためには、読書によってさらに有益で正しい情報を多く得る必要があります。
インターネット上だと必要な情報を効率よく得られますが、それに対して自分が求めていた以上の深い知識やプラスアルファの情報を得られるのが本のメリットです。
情報量で本に勝るものはありません。視野を広げ、新たな考え方を得るには読書が最適です。
読書によって幅広い知識を身につけ、正しく深い自己分析を行いましょう。
自己分析の本を読むべき時期
自己分析の本は大学3年生の冬までに読むようにしましょう。
いざ本選考が始まるとエントリーシートの記入や面接で忙しくなり、本を読む時間はなかなか確保できません。
また、本を読み自己分析を深めてからではないと選考突破も難しいでしょう。
選考が始まってから自己分析が足りないことに気づいても、じっくり本を読む時間はありません。
時間に余裕があるうちに様々な本を読み、しっかり自己分析したうえで本選考に臨みましょう。
自己分析の本の種類
自己分析の本と一言でいっても様々な種類があり、大きく3つに分けられます。
ここでは、本の種類とそれぞれどんな人にオススメか解説しますので、ぜひ本を選ぶときの参考にしてください。
ワークシート形式
1つ目はワークシート形式。本の指示にしたがいワークシートへ書き込むことで自己分析を深められます。
そのため自己分析のやり方が分からない人にオススメな本です。
またワークシートが本の大部分を占めているため文字数は少なく、読書が苦手な人でも安心して読み進められます。
性格診断
2つ目は性格診断に関する本。
性格診断の方法・解説が記載されており、それによって自分の性格や仕事の適性についての理解を深められます。
自分の強みや向いている仕事を知りたい人にオススメな本です。
一見分厚いため読むのに抵抗があるかもしれませんが、診断方法と自分の結果の解説部分だけ読めばよいため、読書が苦手な人でも問題なく読めるでしょう。
ビジネス書
3つ目は、自己分析に関する知識を身につけられるビジネス書タイプのもの。
就活だけでなく、社会人になってからも必要な考え方を身につけられます。
自己分析を一通りやり終え、さらに考えを深めたい人にオススメです。
失敗しない本の選び方
過去に本を買って「いざ読み進めたら求めていた内容と違った…」または「読み終えてもあまり満足感がなかった…」という苦い経験をした人もいるのではないでしょうか?
ただでさえ就活はスーツの購入や交通費などでお金がかかるため、本選びに失敗して無駄な出費となるのは避けたいですよね。
そのためここでは、失敗しない本の選び方を紹介します。
これから紹介する3点に気をつけて自分に合った本を選びましょう。
本を読む目的を明確にしてから選ぼう
1つ目は、なぜ本の力を借りたいのか本を読む目的を明確にすることです。
自己分析のやり方を知りたいのか、それとも自分の性格を知りたいのか、本を読んで解決したい悩みを具体的に考えてから本を選ぶようにしましょう。
目的を明確にすることで、自分が本当に必要としている本かどうかを見極められます。
自分のレベルに合っているものを選ぼう
2つ目は、自分のレベルに合っているか確認することです。
たとえば、いくら自分の悩みが解決する内容であっても「字が細かくて読み切れる気がしない…」と感じる本は自分にとってよい本とは言えません。
本は難しければ難しいほど有益とは限りませんし、そもそも読み進められなければ意味がありません。
逆に、自分にとって簡単もしくは当たり前の内容だと感じる場合も要注意。
新たに得られる情報が少なく、自分の成長に繋がらない可能性があります。
「頑張れば読めそう」くらいのレベルの本を選ぶのが理想です。
必ず試し読みをして、本の難易度を確かめてから購入するようにしましょう。
ランキングや口コミを参考に選ぼう
もしこれまで解説した「目的」と「レベル」の両方の条件を満たす本が複数あった場合は、ランキングや口コミを参考に選んでみてください。
特にロングセラーのものは多くの人に支持され、いつの時代でも通用する内容が書かれているため買って損することはほとんどないでしょう。
また次の「自己分析を行うときに読むべき本5冊」の章でオススメの本を紹介します。ぜひこちらも参考にして選んでみてください。
自己分析を行うときに読むべき本5冊
ここでは、自己分析を行うときに読むべき本を5冊紹介します。
なぜオススメなのか理由も合わせて解説しますので、ぜひ自分に合ったものを見つけてみてください。
受かる!自己分析シート
引用元:https://www.amazon.co.jp/dp/4534044410/
ワークシート形式の本です。
実際に面接で聞かれるであろう質問に答えていく形式で自己分析を進められます。
また、自分に合った企業を見つけるためのフレームワークや、自己PR・志望動機を考える際の注意点まで解説しているのもポイントです。
さらに自己PRの事例も多く記載されているので、これから自己分析を始めようとしている人にはうってつけの内容になっています。
もし自己分析で何から手をつけたらよいのか悩んでいる人は、まずはこの本のワークシートにしたがって自己分析を始めましょう。
あなたが「一番輝く」仕事を見つける 最強の自己分析
引用元: https://www.amazon.co.jp/dp/4046020628/
こちらもワークシート形式の本。
この本では、自分の強みややりたいことだけでなく苦手なことも分かるのが特徴です。
自分の長所や適職などのプラスの面を知れる本やツールはたくさんありますが、自分の苦手分野やストレスに感じることなどのマイナスの面を知れるものはそう多くありません。
自分の苦手なことやストレスの原因を知ることは、企業とのミスマッチを防ぐのに非常に有効です。
この本を読んで、プラスとマイナスの両方向から自己分析してみましょう。
さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングス・ファインダー2.0
引用元:https://www.amazon.co.jp/dp/4532321433/
「ストレングス・ファインダー®︎」という性格診断に関する本。
34の資質の中から自分の強みを5つ見つけられ、その活かし方まで分かるのが特徴です。
ストレングス・ファインダー®︎は公式サイトから受けると2,340円(税込)かかる有料の性格診断。
しかし、こちらの本を購入すれば無料でその性格診断が受けられます。本の価格が1,980円(税込)のため実質360円引きとお得です。
自分の強みが知りたい人はぜひ購入してみましょう。
新版 エニアグラム【基礎編】自分を知る9つのタイプ
引用元: https://www.amazon.co.jp/dp/4041073170/
「エニアグラム」という古代ギリシャから伝わる性格診断ができる本。
診断によって9つのタイプに分けられ、自分の関心・欲求について深く知れます。
就活だけでなく、ビジネスや家族などの人間関係にも活かせる内容です。
自分の適職や性格について深く知りたい人はぜひ読んでみてください。
メモの魔力 The Magic of Memos
引用元:https://www.amazon.co.jp/dp/4344034082/
就活生だけでなく多くの社会人からも支持される有名なビジネス書。
メモの目的や活用方法だけでなく、自己分析の方法まで詳しく記載されています。
さらに特別付録の「自分を知るための【自己分析1000問】」が非常にオススメ。この質問に答えていくことで自己分析を深められます。
また約1,000人分の「人生の軸」が紹介されているため、色々な人の考え方を知れるのも面白いところ。
自己分析を一通りやり終え、さらに考えを深めたい人にオススメの一冊です。
購入時に注意したい点
ここまで、本の選び方やオススメの本を紹介してきました。
しかし、たとえ理想の本に出会っても実際に読み進めるところまで想定してから買わないと失敗する恐れがあります。
そのためここでは、本を購入するときの注意点を紹介します。次の2点に気をつけて購入しましょう。
紙の書籍と電子書籍のメリット・デメリットを比較する
紙の書籍と電子書籍のメリット・デメリットを比較したうえで購入しましょう。
それぞれのメリット・デメリットは次の通りです。
紙の書籍
◯書き込み・振り返りがしやすい
◯全体像が把握しやすい
✖️場所を取る
電子書籍
◯移動中などのスキマ時間に気軽に読める
◯場所を取らない
◯紙の書籍よりも価格が低い
✖️全体像が把握しづらい
✖️中古本として売れない
これらを考慮したうえで、本の種類や自分のスタイルに合った方を選びましょう。
一度にまとめて何冊も買わない
自己分析の本は、一度にまとめて何冊も買わないようにしましょう。
必要になったときに買い、最もモチベーションが高いときに読み始めることで効率よく本を読めます。
特に、就活を始めたばかりのときは一気に何冊も買いたくなってしまうでしょう。
しかし、本をそろえただけで満足したり、後から読もうと思って放置してしまっては意味がありません。
気になる本が複数ある場合は、まず1冊だけ購入し、読み終わってから次の本を購入するようにしましょう。
効果的な本の読み方
ここでは、より効果的かつ効率的に本を読む方法を紹介します。
自己分析の本はじっくり読み込む必要はありません。短時間でも多くの情報を吸収できます。
これから紹介するポイントを意識して本を読みましょう。
全体像を把握してから読み始める
本を読むときは、全体像を把握してから読み始めましょう。
まず目次に目を通し、その後5分くらいかけてパラパラとページをめくり、ざっくりとどんな内容が書いてあるのか確認してください。
全体像を把握してから読むと、本の内容が理解しやすくなり読み進めるスピードが速くなります。
また、最初から1文ずつ丁寧に読もうとすると読み終わるまでに時間がかかり、途中で心が折れてしまうかもしれません。
まずは全体像を把握して、何が書かれているのか、どの章が自分にとって最も重要そうか確認するようにしましょう。
そして重要だと感じた部分のみじっくり時間をかけて読むことで、効率よく知識を吸収できます。
目的を意識して読む
何のためにその本を読むのか目的を意識して本を読みましょう。
目的を意識せずなんとなくで読み進めてしまうと、自分にとって重要な部分を見落としてしまうかもしれません。
逆に目的がはっきりしていれば、自分にとって必要な部分が目に留まりやすくなります。
本を読む目的を意識し、効率よくポイントを押さえながら本を読みましょう。
メモを取りながら読む
本を読み進めるうえで、何か思いついたらすぐメモを取るようにしましょう。
ふせんやマーカーで印を付ける人も多いと思いますが、それだけではなぜ重要だと思ったのか、そのとき何をひらめいたのかまでは振り返られません。
時間が経つと忘れてしまいますし、思い出すのも一苦労です。
またノートを用意して書くよりも、そのまま本に書き込むか大きめのふせんに書いて該当ページに貼るのがオススメ。電子書籍の場合はハイライトとメモ機能を利用しましょう。
そうすることで、本の内容と照らし合わせて簡単に振り返られます。
さらにメモを取ることで本で得た知識が記憶に残りやすくなるのもメリットです。
必ずメモを取りながら本を読むようにしましょう。
まとめ
納得のいく就活をするためには、本によって視野を広げ、正しく深い自己分析をする必要があります。
自分の目的やレベルに合った本を選び、メモを取りながら読むことで効率よく自己分析を深めていきましょう。
ちなみに、自己分析を深めるには本だけでなくツールも非常に有効です。
オススメの自己分析ツールはこちらの記事で紹介しています。ぜひ合わせて読んでみてください。
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様々な本やツールを活用し、多角的に自己分析を深めていきましょう。