根拠ない自信と高慢の二刀流だった私は3ヶ月契約0。そこから翌月5契約取れたワケ
◎大学 : 学習院女子大学 日本文化学科
◎学年 : 3年生
◎名前 : 櫻井 和音
◎支部 : 第8支部
◎役職 : チームリーダー(インタビュー時点)
インターンシップを始める前の自分
小学生から高校生まで、何においても周りの人と比較した時に出来ることが多い人間でした。
そのため、「私は人よりも優れている点が多い」と本気で思っていた為自分に自信があったのです。
例えば、学業においては努力をすれば割と良い成績がもらえました。
また、部活動ではキャプテンといった人を引っ張るポジションに就くことが多くあったのです。
そして、人とのコミュニケーションもとても得意だったため、人間関係も良好に築いていました。
そのため、対人関係における悩みはほとんどない日々を送っていたのです。
インターンシップを始めたきっかけ
長期インターンシップに応募したきっかけは、大学受験に失敗したことによる極度の学歴コンプレックスからです。
そもそも私は、早稲田大学へ通うことが夢だったため、滑り止めで受かった大学へは行かずに、再挑戦するため浪人をしていました。
結果、2度目の早稲田大学試験も不合格に終わり、学習院女子大学へ通うことになったのです。
また、浪人時代に通っていた予備校の先生が「大学がすべて」「大学で人生が決まる」と言っていたのを思い出す度、絶望しました。
浪人までしましたが、自分の希望していた大学には行けないという事実を当時は受け入れられないでいました。
それぐらい、ショックはとても大きかったです。
そのショックで、今まで自分の取り柄だった持ち前の明るさが消えて、家に引きこもるようになってしまいました。
ただ、この気持ちをなんとかしたいという思いだけはずっとありました。
なので、学歴コンプレックスを払拭するためだけに、営業の長期インターンシップに応募したのです。
インターンシップを通してどのように成長したか
長期インターンシップを2年間続けて、本当に成長したなと感じる点は、「できないを認める」ことが出来るようになった所です。
インターンシップを始める前は、なんとなく自分に自信があったので、「性格的に営業は向いている、すぐに結果はつくだろう」と思っていました。
しかし、思った通りに結果はつかずに、気づけば3ヶ月0契約。
自分の力を過信していたばかりに、先輩や同期からのフィードバックを素直に聞き入れることが出来ませんでした。
根拠の無い自信と無駄に高いプライドが邪魔をして、そこからも中々結果がつかない日々が続いたのです。
さすがにこのままでは良くないと焦り、まずは先輩から言われた事を素直に受け止め、自分が「出来ない」事を認めることから始めました。
出来ないを認められるようになってから、素直に人の話を受け止めることが出来るようになったと実感しています。
そのおかげで、翌月は5契約を取ることができました。
自分の弱さに向き合ったおかげで人間的な成長と、営業成績どちらも手に入れることが出来たのです。
成長できた理由・要因は?
成長できた理由は、私の所属しているインターンシップの環境です。
私の所属していた支部は、とてもアットホームな雰囲気でした。
そのため、どんなに仕事が辛くても支部のメンバーに会えるのが嬉しかった為、頑張ることができました。
私はこの環境や支部のみんなが大好きだった為、支部のために頑張るという思いも強くあったことでしょう。
自分自身とても手のかかる新人だったと思うのですが、支部長や先輩方は誰一人見捨てる事無く、大切に大切に育てて下さいました。
私が成長できた理由は間違いなく、先輩や同期、後輩のおかげだと思っています。
これから挑戦したい事
挑戦したいことではないかもしれませんが、私には夢があります。
それはインターンシップで稼いだお金で、両親の夢である家のリフォームをすることです。
私はインターンシップを始めてから、家族を心から大切にするようになりました。
その理由は、インターンシップを通じて、お金を稼ぐ事がどれほど大変かを痛感したからです。
今まで自分を育てる為に一生懸命働いてくれていた両親を、初めて心の底から尊敬しました。
その感謝の気持ちを込めて、両親に恩返しをしたいと考えています。
あなたにとってインターンシップとは
私にとってインターンシップとは、自分の本当の弱さに気付かせてくれる場所です。
「自分には何が足りていないのか」「www.stephouse-recruit.com/article/sakurai-kazune自分の改善する点はどこなのか」インターンシップを通して多くのことに気づけました。
私は学歴にコンプレックスを抱いていましたが、インターンシップを経験したことで自分に自信がつき、以前より気にならなくなりました。
このような貴重な経験を学生のうちにできるのは、インターンシップしかないと思います。
自分に自信がない人、学生のうちに何かを残したい人などには是非チャレンジして欲しいです。