インターンシップを始める前の自分

いわゆる典型的な大学生でした。

その日その日を楽しむことだけを考えていて、授業の後にサークルのレクや飲み会、たまにバイトをするだけの日々を過ごしていました。

大学生活がまるでずっと続くかのような錯覚に陥るかの如く、刹那的快楽を享受することばかりでした。

全く将来のことを考えることなく2年近く大学生活を送っていたのです。

ただ次第に周りが就活の一環として企業説明会やインターンシップに参加し始める様子を見て、徐々に危機意識が芽生え始めました。

インターンシップを始めたきっかけは？

緊急事態宣言の発令でサークル活動が無期限停止になってしまったことで大学の人と会う機会も少なくなりました。

そんな状況の中、将来のことについて年明け頃から考え始めました。

まとまったビジョンはありませんでしたが、「このままの自分じゃいけない、何かしらやらなければ」という考えに至ったのです。

その後、インターンシップを通じて将来に向けた努力をしていた友人の紹介を受け、営業の長期インターンシップへの参加を決めました。

インターンシップを通じてどんな風に成長したか

私は昔から熱量を持って物事に取り組むことは得意でした。

しかし、インターンシップをやり始めてから営業は熱量だけでは通用しないということを思い知らされました。

• 結果を出すためには今の自分には何が足りていないのか
• それを埋め合わせるためには何をしなければならないのか

上記を徹底的に分析して行動に移すという考え方をインターンシップを通じて学ぶことができたのです。

ただ努力をするだけでは意味がないわけではありませんが効率が悪くなってしまいます。

より正しい方向に向かって努力をすることの大切さを身をもって学ぶことができました。

成長できた理由・要因は？

最初の1ヶ月はなかなかお客さんからアポを取ることも、話を聞いてもらうこともできませんでした。

同じタイミングで入社した人がどんどん成長していくのを見て、非常に悔しかったことを鮮明に覚えています。

私はプライドが高かったこともあり、なかなか人に相談もできませんでした。

しかし腹を括り先輩にどうすれば成長できるかを聞き、その手伝いをしていただくようお願いをしに行きました。

その結果、技術が向上し成長していくことができました。

成長するためには自分で方法を模索するよりも既に成功している人に聞くのが近道です。

これに気付くことができたことが成長の要因になったのだと思います。

これから挑戦したいこと

今はアポインターとして仕事をしています。

まずはアポインターとしての業務・使命を全うし、この仕事をやり切りたいと考えています。

会社のアポインターの中でも代えがきかない存在になることで実力を証明し、ゆくゆくは組織を引っ張っていく存在になりたいです。

影響力を持つ人材になることで組織の雰囲気を良い意味で醸成する存在を目指しています。

そして最終的には、私が様々な経験をしていくなかで得たことを後輩にシェアしていきたいと思います。

私にとってインターンシップとは

学歴やバックグラウンド等に関係なく活躍し、自分の可能性を広げることができる場所です。

自分の成長や将来、ライバルや結果としっかりと向き合うことができ、新たな自分へと生まれ変わることができる環境です。

また、当人のやる気や取り組み方次第でいくらでも人生を変える可能性を秘めています。

志や熱量も高く、行動力のある人が集まっているためとても良い刺激になります。

ただ就活のためではなく、それ以上の価値がある環境です。

大学早稲田大学 政治経済学部学年3年