『自分が得た経験や成長を後輩にも伝えたい』落ちこぼれだった私でも生まれ変われた環境とは
◎大学 : 中央大学 商学部
◎学年 : 1年
◎名前 : 西尾 泉
◎支部 : 第8支部
◎役職 : ユニットリーダー(インタビュー時点)
インターンシップを始める前の自分
私は大学入学後すぐにインターンシップを始めました。
それまでの高校生活では、勉強は真面目に取り組んでいなかったと思います。
部活動は一年生で辞め、特にこれといって真面目に取り組んだものがありませんでした。
学校にはよく遅刻し落ちこぼれの学生だったと思います。
通っていた高校は附属校であったため、学校としてキャリアデザイン講座や資格の勉強などに力を入れていました。
しかし、もちろん私は取り組んでいませんでした。
高校を卒業する頃には、真面目に取り組んでいた周りの学生と自分に生じたギャップにコンプレックスを抱くようになりました。
インターンシップを始めたきっかけは?
私がインターンシップを始めたきっかけは、自分への劣等感からです。
大学入学の年にコロナが流行して大学にも行かない期間があり、更に怠惰な生活を送っていたと思います。
私はこのままではいけないと思い、まずはたくさんの本を読み始めました。
その中で、心理学やコミュニケーションという分野に興味を持ったのです。
当時は焼肉屋でアルバイトをしていたものの、読書でインプットされた事を実践するには窮屈と思い営業に興味を持ちました。
営業のインターンシップをしていた友人に話を聞いて興味を持ったのが、このインターンシップを始めたきっかけです。
インターンシップを通じてどんな風に成長したか
インターンシップを通じて成長したことは、自分に対する自信です。
これまでのキャリアでは、特に頑張ったこともなかったため、何かに取り組むのにも不安な気持ちがありました。
ただインターンシップを通して、自分は努力をすれば結果を出せる人間なんだと自負するようになります。
そのため、営業以外のことにも自信を持って取り組めるようになりました。
また、今までは効率良く成果を出すことがかっこいいと思っていました。
しかし、最大の成果を出すためにどれだけ泥臭くやれるかがその人の力であり、それをかっこいいと思うようになった考え方の変化も成長だと思います。
成長できた理由・要因は?
成長できた理由として、やはり環境が大きいと思います。
営業という仕事柄、普通の学生生活を送っているだけでは考えられないほど人に断られたり、時には怒られたりすることもあります。
人にたくさん断られたり怒られたりすることは非常に悲しく、自己肯定感も下がることもありました。
ただ、そうした時に上司や友人から温かい言葉や励ましの言葉をかけてもらって、毎度毎度頑張ろうという思いになります。
辛さを共感できる上司や友人の言葉があったからこそ、今までやって来れたのだと思います。
これまでのインターンシップの活動は、自分がどういった人間に成長するかだけを考えていました。
これから挑戦したいこと
これからの自分の挑戦として、職場内で自分の経験や成長を他人の成長のために伝えていきたいと思います。
具体的に、今まで先輩にやってもらっていたことを今度は自分がやっていこうという心意気です。
他人のためでもありますが、誰かに対して責任を持つことは、自分の視野を広げることでもあるでしょう。
なので、お互いに成長していけるように切磋琢磨していきたいと強く思っています。
私にとってとインターンシップとは
自分にとってインターンシップとは、自分を生まれ変わらせる環境だと思います。
インターンシップは実際に会社で働くので普通の学生よりも視野が広まり視座も高くなります。
私は、自分の理解ができていない人、自分に対して自信がない人にインターンシップをおすすめしたいです。
実際に自分がそのような人間だったので、同じように考えている学生も多くいると思います。
しかし、私は大きく変わることができました。
何より、環境次第で大きく変わるんだということを感じてほしいです。