病気により歩行困難で人生のどん底だった日々から一転、私が追い求めていた没頭できる環境とは
◎大学 : 聖学院大学 人文学部
◎学年 : 4年
◎名前 : 中丸 建寿
◎支部 : 第4支部
◎役職 : アポインター ブロンズプレーヤー(インタビュー時点)
インターンシップを始める前の自分
中学生のころ、2年間の病気により歩行困難で人生のどん底でした。
当時、野球をしていましたが、病気が原因で周囲からいじめに近い状態に。
精神的にも肉体的にも衰えてしまいます。
しかし、高校時代にジムでキックボクシングを始めることで自分に自信が持てるようになり、肉体的にも精神的にも大きく成長できました。
そのため、インターンシップ前と後では自分が大きく変わったということはないと思います。
インターンシップを始めたきっかけ
小学校からの友人がすでに働いていたからです。
元々、普通に就職して働くのが嫌で、おもしろく働きたいと思っていました。
そんな時、友人が地元に帰ってきて話しをします。
長期インターンシップとして支部長になったことを聞き、友人の元で働いてみたいと思ったのが大きな転機です。
友人の話を聞いていく中で営業は自分に向いていると感じ参加を決めました。
他の人と比べると軽い気持ちでインターンシップを始めたと思います。
インターンシップを通してどんな風に成長したか
成長した実感はあまりありません。
初めの3か月で7契約できていましたが、4か月目は1件、5か月目はいまだ0件と苦戦しています。
慣れてきたことで気持ちにゆるみが生じたのか、アポイントも取れなくなってしまいました。
初めは順調でしたが今は悔しくもがいており、退化しているのではと不安になっています。
ただ、1点成長した所があるとすれば、人の良いところを学ぶ力が身に着いたと思います。
営業として結果を出すためには、これまで営業として経験を積んできた先輩方から「見て、聞いて学ぶ」必要を感じていました。
そのため先輩の姿を観察したり、話を積極的に聞いています。
効率的に結果を出すために、経験豊富な先輩から営業に必要なスキルを学べたのは個人的にかなり大きかったです。
特に印象に残っているのが、「yes-but話法」です。相手の話を受け入れながら、自分の意見を話す手法になります。
相手の話を頭ごなしに否定して相手の機嫌を損ねてしまうと、取り返しようがないので、この話法は非常に効果的です。
「yes-but話法」以外にも営業に必要な基本的なスキルを学べたのは人として成長できた点だと思います。
成長できた理由・要因は?
最初に結果を出せた理由は、友人の支部長や先輩が優しく接してくれたことが大きいです。
営業活動するのが楽しくて、良い雰囲気を先輩方が作ってくれました。
4年生が雰囲気を明るくしてくれていたので、インターンシップがある毎週末が楽しみです。
断られ続けることが当たり前の営業ですが、精神的にやられることもなく、楽しく働けています。
また、友人が支部長だったことで溶け込みやすかったのも一つの要因です。
友人に仕事の悩みを相談するのは恥ずかしいですが、私より先にインターンシップを始め、結果を出している友人を本当に尊敬しています。
これから挑戦したいこと
クローザーという役職に就きたいです。
クローザーになるには、営業の成績を高めていく必要があるので、今まで以上の結果を残すことが求められます。
また、クローザーになってからも挫折して辞めてしまう方も多いと聞いていますが、自分は絶対に折れたくありません。
他のクローザーには負けたくない気持ちも持っているので、クローザーになってからも挫折せずにやり切れると考えています。
あなたにとってインターンシップとは
楽しく仕事しながら人間として成長できるものです。
他のインターンシップ経験者とは違うかもしれませんが、私にとってインターンシップは遊び感覚で楽しいもの。
先輩や上司に恵まれて楽しいですし、十年来の友人とも仕事ができています。
学生生活に楽しみが増えるので、インターンシップは、どんな人でもやってみるべきです。
自分に自信がある人も、控えめで自分に自信がない人にもおすすめでしょう。
自信がない人は、人間的に成長できる環境なので、苦しい経験はするかもしれませんが自分の糧になります。
また、自信がある人も偉大な先輩や営業という仕事を前に自信を打ち砕かれて、自分を一から形成する良い機会です。
私は大学3年生の10月から長期インターンを始めましたが、もっと早くからやっていればよかったと思います。
1年生・2年生の時は引っ越しや工場、ラーメン屋といったアルバイトをしており、友人の父親の元で働いたラーメン屋以外は楽しくなかったです。
自分が楽しくないまま働いている時にも、友人は1年生からインターンシップに参加していて、大きく差がついてしまいました。
1~2年前の自分にはもっと早くインターンシップを始めるように言いたいです。