【やりたいことリストの作り方を徹底解説】どんな項目を考えれば良い?作る時のルールやおすすめアプリも紹介
はじめに
就職活動を始めると自分の未来はどうなるのだろうとワクワクしますし、不安にもなりますよね。
自分の未来は自分で創るものでもあります。
ここでは「やりたいことリスト」を作成することで自分の未来を見える化していくことを学びましょう。
自己分析にも役立ちますし面接で自分の将来を語るにも有意義なものとなります。
やりたいことリストを作成する重要性・メリット
やりたいことリストを作成して実際にどのように役に立つのでしょうか。
やりたいことリストを作成することの具体的な重要性やメリットを見ていきましょう。
長期的な視野を持てる
やりたいことリストには仕事だけでなく、自分の憧れややりたいことなど幅広い項目を入れていきます。
キャリアだけを考えると5年でどうなる、10年でなっていたい姿など中期的なイメージを持ちがちです。
しかしやりたいことリストは短期的にできるものから死ぬまでの間にやりたいことなど長期的なものも含まれます。
より長期的な視野で自分の人生を考えることができるようになるでしょう。
仕事だけでなく人生を考えられる
やりたいことリストには大切な家族や友人関係などの情報も入れていきましょう。
そうすることで自分の人生にとって何が大切なのかを整理することができますね。
仕事は人生の一部分でしかありません。
多面的に自分の人生にとって大切なものを考えるようにしましょう。
自己分析に役立つ
やりたいことの優先順位をつけると必然的に自分の価値観の整理ができますね。
これはまさに就職活動で行う自己分析にもつながります。
自分が何を大切に生きていきたいのか、譲れないやりたいことはどのようなものかを考えてみましょう。
そしてなぜそれをやりたいと思うのか、なぜ優先順位がそうなるのかを考えると自分の過去の体験を掘り起こしていくことができます。
自分の過去の体験から自分の未来をつなぐことが可能でしょう。
やりたいことリストにどんな項目をいれるか
では実際にやりたいことリストを作ろうとするとどのような項目を入れていけばいいのでしょうか。
具体的に考えていきましょう。
項目は自分で自由に設定して良い
何を入れるかはもちろん自分で自由に設定していいです。
誰のものでもない自分のやりたいことリストですよね。
特に正解があるわけでもありません。
自分が直感的に大切だと思うものをピックアップしていきましょう。
人と見比べたときに全然違っていたり、本当にこれで良いのかなと不安になったりすることもあるかと思います。
まずは自分の今をそのままアウトプットできればいいので、気にせず作りましょう。
すぐに思いついた項目が自分の大切なもの
リストに何を入れるか悩むとは思いますが、まず直感的にこれを入れようと考えついたものが現在の自分が大切にしているものでしょう。
友人とずっとつながっていたい、ゲームする時間を毎日とりたい、世界100か国旅行したい、など大切な項目が出てくるはずです。
出てきた項目を少しだけ深堀するようにしてください。
例えば「内定が欲しい」という項目が出てくると、「安心したい」「社会に自分の居場所が欲しい」という意味かもしれません。
内定が大切なのではなく、「世の中に自分がいる理由」が大切なことなのだと気づきますね。
入れる項目の代表例
実際にどのような項目を入れるかの代表例を見ていきましょう。
あくまで代表例ですので、ここにないものでも全然構いません。
家族
仕事のことだけでなく家族のことを入れてもいいかもしれません。
家族と過ごす時間も人生の中でとても長く大切なものです。
何より今まで自分が過ごしてきた時間を振り返るのでイメージがしやすいでしょう。
父母と一緒にいたい
将来は子供を3人つくる
国際結婚したい
子供に甲子園を目指させる
仕事
1日8時間、週5日働くとすると、週40時間働きますね。
1日の起きている時間を16時間とするならば起きている時間は週に112時間、4割近くを仕事に費やすことになります。
人生の大切な要素ですのでしっかり考えましょう。
専門的な資格をとって自分のできることを明確にする
誰かを笑顔にする仕事をする
副業できるように専門性を磨く
友人
友人との時間も楽しい時間ですね。
人によっては友人との時間の優先順位が一番高いという人もいるでしょう。
是非友人と今後どのような関係を築いていきたいかを考えてみてください。
年の1回は大学の仲間と集まれるようにする
世界中に友達をつくる
昔からの幼馴染と一緒にいる
食事
食に対して貪欲な人もいるでしょう。
おいしいものを食べることが仕事をする目的の1つという人もいるくらいです。
ミシュランで星のついたレストランに行く
突然イタリアにピザ食べに行こうと思いついて食べに行く
自分で野菜を育てて自分で食べる
旅行
知らない土地に行き、新しいものに触れることも人生の大きな楽しみの1つですね。
世界一周旅行に行く
ウユニ塩湖で写真を撮る
フランスの街並みを歩く
項目の例を挙げましたが、もちろんこれに限らず自分ならではの項目を追加していきましょう。
やりたいことリスト作成方法を3STEPで紹介
やりたいことリストはある程度自由に作成して構いません。
リストをより素敵なものにするためのステップを確認しておきましょう。
STEP1.できるだけたくさん書く
できるだけたくさんのやりたいことを出すようにしましょう。
多くの人は一度にやりたいことを考えつくのは20~30個程度と言われています。
そこから日常的にやりたいことを思い出しながら積み上げていくことによって100個程度のリストにすることを目指していきましょう。
やりたいことが多い分、自分の目指すべき方向性が分かりやすくなりますよね。
STEP2.大項目、中項目に分ける
やりたいことがある程度出てきたら大きな項目に分けていきましょう。
どの項目でいくつくらいやりたいことがあるのかをまとめることで自分が何に対する願望が強いのかを見ることができますね。
最初から項目ごとで考えるとアイデアが出なくなってしまいます。
初めは項目に関係なく思いついたままに出していき、後で自分のなりの項目に整理するようにしましょう。
STEP3.定期的に見直しをする
一度作成したやりたいことリストは定期的にメンテナンスしていきましょう。
ひょんなことからやりたいことを思い出すこともあります。
また様々な体験や出会いを通じてやりたいことは変化していくものです。
都度都度見直しをしていくことによってやりたいことリストをよりブラッシュアップしていきましょう。
もちろん就活のためにリストを作成するのはいいのですが、せっかく作成をするのであればその後も使い続けられるものにするといいですね。
やりたいことリスト作成のルール
いざリストを作成していこうとすると、作りながらこれでいいのかなと迷うことがあるでしょう。
次に、注意するべきやりたいことリストを作成する際のルールについても見ておきます。
難しく考えすぎない
やりたいことを難しく考えすぎてようやく出しても、本当にそれがやりたいことかわからないですよね。
一気に全部作るのは難しいので、日常の中で常にやりたいことを意識しておくようにするといいでしょう。
そういえばこんなことを考えていたな、あの時これをやりたかったんだっけと思い出すことが大切です。
考えに考え抜いて出すというよりも、過去を思い出したり強い体験から自然とやりたいことを導き出しましょう。
できるかどうかは気にしない
まずやりたいことの達成可能性は気にせずに作りましょう。
できそうなものばかりを並べてしまうと作っていて面白くなくなってしまいます。
自分の心に素直にやりたいことを考えることを優先しましょう。
人に見られるものでもなく、恥ずかしいと考える必要もありませんので何を書いてもいいのです。
言い切る
やりたいことをリスト化するときに「●●ができたらいいな」「●●になってほしい」という形で書くのはやめましょう。
「●●をする」という形で書くほうが実現に向けた意志を込めることができます。
せっかくの自分のやりたいことですので意志を込めて作るようにしましょう。
やりたいことを考えるためのコツ
やりたいことを考えましょう、といきなり言われても何をやりたいかすぐにはわからないですよね。
やりたいことを考えるためのコツを見ていきましょう。
質問形式で考える
まずはやりたいことを質問形式で考えることです。
普通にやりたいことを考えると今の自分の延長でしか考えられません。
そこで今の自分とは全然異なる環境を想定することで発想を膨らませるのです。
宝くじで6億円当たったら何をしますか?
1か所だけ無料で海外旅行できるとしたらどこに行きますか?
自分のお葬式で誰にどんな言葉をかけてほしいですか?
世界が滅亡するときに1人だけ救えるとしたら誰を救いますか?
楽しんで作成する
やりたいことを何としてでも考えなければ、と根詰めて考えてもなかなか出てきません。
リラックスをしてこんな風になったらいいのになという空想からやりたいことを考えていきましょう。
楽しいことを考えるためには楽しい気持ちにならないといけないですね。
人のやりたいことリストを参考にする
インターネットで検索をすると様々な人のやりたいことリストを見ることができます。
どんな人がどんなやりたいことリストを作成しているのか、参考にするのもいいでしょう。
自分が知っている範囲のことだと幅が狭くなりがちになってしまいます。
情報をあちこちからインプットしながらアウトプットをしていきましょう。
やりたいことリストの項目が思いつかない時は
やりたいことを考えるためのコツを見てきました。
それでもやりたいことがやはり出てこない、というときはどうすればいいでしょうか。
この時は少し方向性を変えて考えてみましょう。
やりたくないことリストを作成する
やりたいことリストを作るのではなく、やりたくないことリストを作成してみましょう。
あれはやりたくないこれは避けようとやりたくないことがたくさん出てきますね。
人のやりたいことリストと自分のやりたくないことリストを比べてみて、人のやりたいことリストから自分のやりたくないことを削除してみます。
残ったものの中から自分のやりたいことが見えてくるかもしれません。
自分1人で作成しない
やりたいことリストは自分1人で作成しなくとも問題ありません。
旧友と一緒に過去の思い出を振り返りながら「あの時こんなこと考えていたな」と思い出してみましょう。
以前の記憶がよみがえり、こんなことやりたいと思っていたというのが出てくるかもしれませんね。
情報のインプットが多いほどアウトプットはたくさん出せます。
様々な人と話をすることでインプットとアウトプットを増やしていきましょう。
今やりたいことを考えてみる
あまり先のことを考えられない、ということであれば今やりたいことをまずは考えましょう。
内定が欲しい、友達と飲みに行きたい、家族に恩返しがしたい、サークルの代表をやってみたいなどいろいろなやりたいことが出てくるでしょう。
なぜ自分はそれがやってみたいのか、他のことではダメなのか、と考えを深めていくとやりたいことをより多く出すことができます。
やりたいことリストを作成するおすすめアプリ
やりたいことリストはアプリを使って簡単に作成することができます。
あまりアプリ毎の特徴があるわけではないので、自分の気に入ったUIのものを使ってみるといいでしょう。
LIST やりたいことリスト
まずは「LIST」というわかりやすいアプリです。
これは自分で簡単にやりたいことリストを作成できるだけでなく、人のやりたいことリストを見ることもできるので重宝するでしょう。
人のやりたいことを見ることで自分の視野を広げることができます。
特にやりたいことが思い浮かばないという人はこのアプリを使って自分の興味の持てるものを探してみるのがおすすめです。
MY BUCKET LIST 100
このアプリはカテゴリー別にリストを整理したり、1つ1つのやりたいことにスモールステップを設定したりすることができます。
また進捗状況を数値化して教えてくれるような機能もついているのです。
確実にやりたいことを実現していくという強い意志を持った人におすすめのアプリでしょう。
やりたいことリストをより活用して成長していきたい人はこちらを使用してみてください。
Lioli あなたがやりたいことリスト
前の2つと同様にやりたいことを記載するのに特化したアプリです。
行きたい場所などを登録すると地図上で記載ができるようになりますので、旅行や海外に行きたい人には便利なアプリになるでしょう。
ここまでの3つのアプリの中で、自分が一番使いやすいと思ったものを使用してみてください。
まとめ
やりたいことリストの作り方について見てきました。
やりたいことリストはたくさん作るにはそれなりに大変ではあるのですが、就活に活用できるだけでなくその後も継続して活用できる便利なツールです。
アプリを使って手軽にリストを管理することもできますので一度作成すれば有用な資産として重宝するでしょう。
やりたいことがなくて悩んでいる人は就活の枠を超えて自分の人生で何をしたいかを考えるためにこのリストを作成することをおすすめします。
シューブンでは自己分析に関する情報をたくさん掲載していますので、他の記事も是非参考にしてください。
それでは、就職活動頑張っていきましょうね。