『営業力』を身につけたい。理系大学生が訪問販売を経験してわかった◯◯とは
◎大学 : 大阪大学 地球総合工学専攻
◎学年 : 1年生
◎名前 : 村上和希
インターンシップを始める前の自分
理系に所属していることもあり、将来就職する際は理系の技術職を考えていました。
そこでは、研究室に配属して授業を受けて研究することを繰り返す毎日でした。
そういった日々を繰り返す中で、相手に自分の表情や気持ちを伝えることが苦手なことに気づき、将来に不安を感じたのです。
分析をすることは好きだったため、どのように課題を解決し、作業効率を上げるかを考えることは得意でした。
しかし、その反対に感情に訴えることが苦手だったのです。
そのため、理系としての強みはありますが、ビジネススキルが自分には足りないと考えました。
そこで、営業力やプレゼン能力を身につけたいと思うようになりました。
インターンシップを始めたきっかけは?
課題解決能力やプレゼン能力、営業スキルを身につけて伸ばしていきたいと考えたからです。
また、理系職に就職をしても営業スキルは少なからず必要だと考えたことも理由の1つです。
製品を作るだけではなく、そこに付加価値をつけたいと考えました。
実際、技術職は研究がメインの業務ですが、何気ない職場での会話にも営業スキルは必要になります。
「身につけておいて絶対に損はない」「いつかは使うだろう」と考え、学びたいと思いました。
その他の理由として、StepHouseのホームページを見て、「日本一の学生の成長環境を作る」という経営理念がいいなと思いました。
ここで一緒に成長したいと思ったこともStepHouseで働きたいと思ったきっかけになります。
インターンシップを通じてどんな風に成長したか
インターンシップを通して1番変わったのは、「人の感情を動かすことは、理論だけではない」と考えられるようになったことです。
インターンシップを始める前は、しっかりとした理由があれば、どのような話しをしても納得してもらえると考えていました。
しかし、実際の現場でこの考えは通用しません。
納得してもらうには、感情に訴えかける要素が重要だったのです。
また、チームワークも重要だということを学びました。
訪問販売での営業の仕事は1人で行うため、LINEで励まし合うことが大切になります。
また、朝礼や終礼でチームのみんなと会話をしたり、反省を行ったりする中で課題へのアプローチを考えられました。
成長できた理由・要因は?
成長できた1番の理由は、根拠立てて論理的に話すだけでは伝わらないことを知れたからです。
以前の自分でしたら、感情に訴えることはなく、論理的な会話だけをしていました。
しかし、失敗が続き上手く行きませんでした。
私は今までの人生でも、大学で成績が良くなかったり、高校で頑張ったりしてきましたが最初から上手くいく経験は少なかったです。
野球でもベンチからスターティングメンバーに成長したり、アルバイトでも周りの方よりも仕事できるようになったりはしました。
なので、私はスタートが遅いことが多い人生だったのです。
今回もいきなり上手くいくわけではなく、失敗スタートでしたが、辞めたいと思うことはありませんでした。
それは、自分の負けず嫌いな性格からです。
最初負けている状況でも、勝てないと落ち込むよりかは、「あいつもできるなら自分もできる」と、落ちずに頑張れたことも理由の1つだと思います。
これから挑戦したい事
インターンシップでは、まだ契約が上がっていません。
なので、まずは契約を上げて、コンスタントに契約を挙げられる人になりたいと思います。
数字が見えないところでいえば、相手の感情を動かすにはどうしたら良いかなど、自分の中で理由を考えて話せるようになりたいです。
インターンシップを卒業してからは、1つのスキルだけに囚われず、営業スキルと理系の研究スキルを同時並行で学ぶなどしていきたいです。
その結果、自分の市場価値を高めていけたらなと思っています。
そして、色々なことを学び、色々なことに挑戦していきたいです。
あなたにとってインターンシップとは
楽しく自分の価値を高められる場所です。
苦しい時も仲間がいるため、お互い助け合いながら乗り越えることができます。
このような場所は大学生になってからは出会うことはできないため、本当に良いところだと思います。
スキル的にはまだ未熟ですが、考え方や話し方が前より変化しました。
この環境に入らなければ、根拠立てて話すだけのつまらない人間になったかも知れません。
それほど感情に訴えることの大切さを学べました。