【成長できる長期インターンの探し方を解説】おすすめの応募サイトはどれ?探す時の注意点や自分に合う企業の見つけ方も紹介!
はじめに
インターンシップとは学生が企業で就業体験をできる制度のことを言います。
短期インターンだと期間は1日~1週間ほどでセミナーやグループワーク中心のスケジュールになっていることがほとんどで実務的なことはしません。
長期インターンの期間は3ヶ月以上で実際に業務に参加して経験を得ることが出来ます。
しかし、長期インターンは短期インターンや説明会よりも数が少ないため探すことが難しいと感じる方もいるのではないでしょうか。
長期インターンの探し方についてこの記事で詳しく解説していきます。
長期インターンを探す前に
長期インターンって短期インターンと違う点はどこなのか、給料をもらって働くならアルバイトと一緒じゃないのかと思う方も居るかもしれません。
そこで長期インターンの目的とアルバイトとの違いを知っておきましょう。
長期インターンの目的
まとまった期間、実際に働くことで会社や業界の雰囲気を知って、スキルやビジネスマナーを身につけることが目的となります。
受け入れる企業も条件として3ヶ月以上の最低勤務期間を定めているところが多いですね。
長期インターンはどの学年でも参加することが可能です。
最近では在学中に経験を積み、卒業後にフリーランスになるという学生も出てきました。
長期インターンの場合、給与は時給制になっているところが多い傾向にあります。
営業職の場合には成果に対してインセンティブが支払われる成果報酬型の給与体系のケースもあるでしょう。
時給は1,000円前後、日給にすると5,000~10,000円になるところが多いです。
給与が支払われるため、責任を持って仕事に取り組む姿勢が求められます。
アルバイトと長期インターンの違い
給与をもらって実際の業務を行うと聞くと、「アルバイトと一緒じゃないの?」と思う方もいるかもしれません。
しかし、アルバイトと長期インターンでは企業から求められるものは異なっているのです。
アルバイトではマニュアルに沿って働き、責任がある仕事は社員が行います。
マニュアル内での仕事が多いため得られる経験も少なくなってしまうでしょう。
それに対し、長期インターンは責任を持ち考えて動ける人材が求められるのです。
長期インターンでは社員同様に働くため実務経験を得ることが出来るでしょう。
そのため、長期インターン先の企業での内定に繋がりやすくなります。
また、他の企業で就職活動をする際も社会人として実務経験を積んでいると見られるので好印象を持たれやすいです。
長期インターンを探す前に知っておくべきこと
長期インターンは得られるものが多くあるでしょう。だからこそ探す前に知っておくべきことを3つ紹介します。
採用枠が少ない
短期インターンに比べると長期インターンは実地している企業が少ない傾向にあります。
採用枠を他の希望者と競い合う必要があるので選考対策、落ちたときための第2候補も決めておいた方がいいでしょう。
最近は大学1年生から長期インターンに参加する学生もいるため競争率は高いので、もし選考漏れになった時も切り替えて応募していくことが大切です。
責任が大きくなる
長期インターンシップは実務を任せてもらえるような機会が多くあります。
これはメリットとも捉えることも出来る反面、社員と同じ責任を背負っていると考えると覚悟も必要でしょう。
任される仕事やそのレベルは企業によって異なりますが、与えられた仕事はしっかりと責任をもってやり抜くことが必要になってきます。
学業との両立が大変
長期インターンは実際の業務を任されるため平日勤務を求められるケースが多いです。
現在はリモート勤務もありますが、学業やサークルなどと両立するのは難しいのでしっかりとした目的を持っておきましょう。
インターンに来ている学生には学業と両立してほしいとほとんどの企業は考えているので、学業がおろそかにならないように気をつけてください。
週3の勤務でもOKな長期インターンもあるのでしっかりとリサーチして長期インターンに臨みましょう。
長期インターンを探す時に気をつけるポイント
それでは長期インターンを探す時に気をつけるポイントについて説明します。
自分が行きたい業界で選ぶ
すでに自分が行きたい業界が決まっている場合は、業界を絞って長期インターン先を探してみましょう。
長期インターンで実務に関わると業界内の空気などを体験することができます。
第一希望にしている業界が自分に本当にあっているのかがわかるので就職活動をするうえで大きく役に立つでしょう。
また、長期インターンで得た経験が面接などでプラス評価につながることが多いので損することはまずありません。
どんなスキルを身につけられるかで選ぶ
長期インターンに参加してみたいけどどの業界や職種を選べばいいかわからないという人は、どんなスキルが得られるかで選ぶこともできるのです。
例えば、プログラミング勉強会ありの長期インターンを実施している企業があります。
IT業界に興味がある場合は自分のスキルを高めることができるチャンスになっていますね。
他にも語学力を高められる海外向けの記事執筆や英語での電話営業など経験できる企業があるでしょう。
自分自身のスキルを高めるためにも長期インターンを活用してみてはいかがでしょうか。
企業規模で選ぶ
働くうえで企業規模はとても大切な要素になります。
社員が10名以下のスタートアップ企業であれば社長との距離感も近く、任される業務も多くなるでしょう。
一方、大企業であれば社長を含む経営陣とは接する機会は少ないですが社内環境もよく、多くの先輩社員から学べる機会があるのです。
どちらがいいかは個人差がありますが、就職活動で企業を選ぶ際には重要なポイントになります。
思い切ってスタートアップ企業で働いてみるのもいい経験になるでしょう。
長期インターン先を決める前に
長期インターンが成長につながることや探す前のポイントがある程度わかってきたのでないでしょうか。
最後にインターン先を決める前にやっておいた方がいいことを3つ紹介します。
自己分析
長期インターンにも面接などの選考があるので自己分析をしっかりやっておくとかなり役立ちます。
そして、自分がどんな業界や職種に就きたいかも絞れるのでインターン先を探す時に大きなプラスになるでしょう。
自己分析をしっかりして選ぶと見落としがちな勤務地や企業規模などのポイントまでチェックできるようになります。
スケジュールの確認
自己分析をして優先順位を付けたらスケジュールを確認しましょう。
長期インターンは3ヶ月以上も平日出勤をすることになるので学業に支障が出る可能性があります。
単位取得や資格試験などに影響が出ないかを確認することが大切です。
そして、募集時期も企業によって違うので早めに準備が出来るようにしておく必要があります。
長期インターンは大きな成長ができるチャンスですが無理をしてはいけないのでスケジュール調整を忘れないようにしましょう。
こだわり過ぎずに多くの企業を探す
長期インターンに限らず、説明会などやOB・OG訪問は大企業を優先することが多いのではないでしょうか。
しかし、世間的な知名度は低くても待遇や将来性が高い優良企業は多くあるのです。
希望した業界や職種にこだわりすぎずベンチャー企業や中小企業も候補に入れて探すと、よい長期インターンシップ先が見つかりやすくなります。
自分に合った長期インターン先の探し方
ここまで長期インターン先を探すうえで必要なポイントについて紹介してきました。
続いて、具体的な長期インターン先の探し方について見ていきましょう。
長期インターン募集サイトで探す
長期インターン募集サイトで探す方法は多くの企業の中から自分の希望に合った企業をピックアップできるのが最大のメリットです。
スタートアップ企業や中小企業だけでなく大企業の求人もチェックすることができるでしょう。
他にも「業界」「職種」「勤務地」などの項目で検索をしてインターン先を探せます。
多くのサイトがあり、サイトごとに特徴があるので自分の目的に合ったものを使って希望の長期インターン先を見つけましょう。
大学の就職課に相談する
大学の就職課にインターンの求人を届けている企業もあるので一度チェックしておきましょう。
企業側もこの大学の生徒に来てほしいと思って求人を出しているので採用される可能性も高くなっています。
そして、就職課で相談すると実際に働いているOB・OGなどを紹介してもらえる場合もあるので企業研究にとても役立つでしょう。
大学によって情報量に差があるかもしれませんがまずは相談してみてください。
企業ホームページをチェックする
就活でとても人気がある企業はホームページで長期インターンの募集をしている場合があります。
人気が高いため、求人サイトに掲載料を募集する必要がないからです。
企業研究をするうえでホームページを見ることは必要になるので情報収集をしながらチェックしておきましょう。
知り合いから紹介してもらう
社会人の知り合いや長期インターンをしている友人から紹介してもらう方法もあります。
紹介してくれる人を探すのはとても難しいですが確実な情報が手に入るでしょう。
実際に採用されて業務を任されたらイメージと違う、バイトとやっていることが変わらないなどの失敗を防ぐことができます。
しかし、希望している求人で見つかることは少ないので知り合いに聞くのみならず、サイトからも探すなど自分でも並行して動くことが大切です。
おすすめの長期インターンサイト
数多くのインターンサイトがあり、どれがいいのかわからないという方も多いのではないでしょうか。
こちらではその中からおすすめのサイトを5つ紹介します。
JEEKインターン
JEEKインターンは株式会社Techouseが運営する長期インターンに特化したサイトになっています。
「メンター制度」があり、無料体験会に参加するとES添削や面接対策、インターン先の紹介もしてくれるのです。
さらにJEEKインターンで長期インターンに合格すると勉強支援金として「Amazonギフト券3,000円分」を受け取ることができます。
就職活動に迷っている人も説明会に参加して相談してみるのはいかがでしょうか。
ゼロワンインターン
ゼロワンインターンは株式会社そるとが運営する長期インターン求人情報サイトです。
ゼロワンインターン経由で申し込み、3ヶ月以上連続で勤務を続けると社長から推薦状をもらうことができます。
「ゼロワン新卒」という採用サービスでも使うことができるため、他社からのスカウトへつながる可能性もあるでしょう。
登録されている求人も多く、地方企業も探すことができるので様々な情報を集めることが可能になっています。
キャリアバイト
キャリアバイトは、株式会社アイタンクジャパンが運営するアルバイト・長期インターンに特化した求人メディアです。
実際に長期インターンに行った人の体験談を読むことができるのでしっかりとリサーチしながら探すことができます。
キャリアバイトではオンライン講座などのイベントも開催しているのでビジネスマナーや就活の準備なども学ぶことも可能です。
また、スキル診断もあるので短時間で自分の強みや弱みを知ることが出来るようになっています。
体験談も見ることが出来るので、希望の長期インターン先を見つけるうえでとても役立つでしょう。
Infraインターン
Infraインターンは、株式会社Traimmuが運営する長期インターンに特化した求人メディアです。
サポートも充実しており、その中の1つにプログラミング講座があります。
講座修了後は長期インターンで実務経験を積めるようになっているのです。
海外のインターン先も探すことができるので興味がある方はアクセスしてみるのはいかがでしょうか。
ユアターン
ユアターンは株式会社東晶貿易が運営する長期インターン求人サイトです。
15問の質問に答えるだけで結果が出る適職診断も無料で行っています。
適職診断の結果から企業側からオファーを受けることもあるのです。
長期インターンに参加してみたいけどどうすればいいかわからないという人は、まず適職診断を受けてみるといいかもしれません。
求人数は他サイトよりも少ないですが、就活生に対するサポートが手厚いので長期インターンに受かりやすい特徴があります。
長期インターン先を調べるのにおすすめ口コミサイト
長期インターンを募集している企業を探しているとどういった実務が経験できるか気になるところですよね。
入ってみてイメージと違ったとならないようにしっかりと口コミまで調べておきましょう。
Voil
Voilは株式会社Flamersが運営する長期インターン口コミサイトです。
企業に対する口コミを掲載しているサイトは多いですが長期インターンの口コミを載せているサイトはほとんどありません。
長期インターンで働いた学生からの口コミを集めているので、本当に自分が希望している企業なのかを調べることができます。
就活会議
就活会議は就活会議株式会社が運営する企業の口コミサイトです。
就活会議はインターンでの口コミだけでなく、給料や入社してからの実務まで調べることが出来るようになっていますね。
76,256枚のES・選考体験記を見ることができるのでインターン先の企業の基準や雰囲気なども知ることが可能になっています。
インターンを受けた後に別の企業を探すことにも役立つサイトになっていますよ。
まとめ
本記事では長期インターンの探し方についてまとめてみました。
長期インターンは実際の業務を通じて社会人として必要最低限のマナーやスキルを身につけることができるとても貴重なチャンスです。
成果や人柄が認められれば内定をもらうことができるのも魅力でしょう。
憧れていた業界や職種を体験できる可能性があるので、迷っている方はどんな企業が求人を出しているか探してみるだけでもいいかと思います。
また、本サイトでは以下の記事のように実際にインターンを経験した学生の感想などをまとめた記事もあるので参考にしてみてください。
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就職活動の参考になれば幸いです。