『親に敷かれたレールに沿って生きるのはもう嫌だ』自分の意思で道を切り開くための覚悟とは
◎大学 : 関西学院大学 経済学部
◎学年 : 3年
◎名前 : 株本 咲
◎支部 : 大阪支部
◎役職 : アポインター研修生(インタビュー時点)
インターンシップを始める前の自分
行動力がなく、自信もない学生でした。
その理由は、自分の家庭環境にあると思います。
決して厳しいわけではありませんが、私は過保護の両親の元で育ち、行動範囲を狭められ、少しでも危なそうだったら止められることが多い人生を歩んできました。
つまり、親に敷かれたレールに沿って生きていたのです。
私自身、「心配してくれてるしなあ」と、親との関係が悪くなってしまうのも嫌で、何かを止められても折れてそのまま日々を過ごしていました。
そのため、留学や一人暮らしに憧れはありましたが、危険だからと親に止められ、挑戦できませんでした。
それ以外は、友達と遊んでアルバイトをして、ごく一般的な生活をしていました。
インターンシップを始めたきっかけは?
インターンシップを始めたきっかけは2つあります。
1つ目は、行動力や自信がない自分を変えたいと思ったからです。
今までは両親に言われた通り生きてきたこともあり、自分から行動する機会が少ない人生でした。
そんな自分を変えたいと思い、挑戦できる環境に足を踏み入れたことが1つ目の理由です。
2つ目は、4月から就活を始めて生まれた自分の価値観からです。
私は「お客様に寄り添い、自分が関わったことで、その人の課題を解決したい」という思いを達成できる仕事が将来はしたいと考えています。
しかし、この思いが「本当に自分に達成できるのか」正直不安なところがありました。
そこで就活をサポートしてくださる方に相談したところ、学生のうちから様々な経験を積める長期インターンシップを勧められたのです。
この2つの理由から、私は長期インターンシップを始めました。
インターンシップを通じてどんな風に成長したか
考え方が大きく変化したと思います。
今までは周りの評価を気にして生きてきましたが、今は周りに左右されず、自分のなりたい姿や達成したいことに向けて頑張れるようになれました。
具体的には、両親や友人に対してです。
私の両親や友人は、私が取り組んでいる「訪問販売の営業」にあまり良い印象を抱いていません。
そのため「それって本当に大丈夫なの?」「なんだか怪しくない?」など、たくさん心配の声をかけてくれます。
以前の私でしたら、どんなにやりたいことでも少しでもネガティブな話を受けたらすぐに辞めてしまっていました。
しかし、インターンシップを始めてからはそのような声にも左右されなくなりました。
私自身が実際に働き、学べることも多く良い環境だと実感したのに加えて、続けたいと思えたからです。
このように、自分の意思で周りの評価を気にせず努力できるようになった点は成長できたことだと考えます。
また、自分の強みだと思っていたことを営業で生かす難しさにも気づけました。
私は、親しみやすく人と会話できることが自分の強みだと考えていました。
しかし、実際に営業をしてみると強みを生かすことは簡単ではありません。
会話が自分本位になってしまったり、逆にお客様の話を聴きすぎて営業ができなかったりと思い通りにできないことが多くありました。
このような中で、自分の営業スタイルを見つめ直し、どうしたらお客様に寄り添えるかを考えられるようになりました。
成長できた理由・要因は?
成長できた理由は、2つあります。
1つ目は、「頑張りたい」「成長したい」というモチベーションです。
私は「お客様に寄り添い、自分が関わったことで、その人の課題を解決したい」という思いをインターンシップでも達成したいと考えていました。
そのため、対応する一人一人のお客様に対して前向きな一歩を踏み出してもらえるように!と頑張れたのだと思います。
2つ目は、支えてくれたり、本気でアドバイスをくれるメンバーの存在です。
仕事をしていて辛い時に電話をして下さったり、出勤が嫌だと思う時に励ましてくれたり、いつでも明るく声をかけて下さいました。
このように居場所を作ってくれたり、たくさん支えて下さったおかげで頑張れたのだと思います。
これから挑戦したい事
インターンシップでは、まだ1契約しかできていないので、契約数を増やしていきたいと考えています。
私はお客様が契約するにあたり、お客様が本当に納得し、前向きに課題解決ができる契約がしたいです。
そのため、自分の契約をつけたいという思いは、お客様の課題をしっかりと解決することによって、後から契約がついてくれば良いなと考えています。
今の私は、まだまだお客様の感情を汲み取って、お客様をプラスにするような営業ができていません。
そのため、今後はお客様の気持ちを汲み取り、自身の目標を達成したいと思います。
あなたにとってインターンシップとは
学生のうちから、社会に出た時に絶対ぶつかるような壁にノーリスクで向き合える環境です。
そのため、普通の学生生活では得られない経験ができます。
私は今まで聞き上手な方で、人の相談役になることが多い人生でした。
そのような自分の性格に「営業」がプラスされると、お客様の気持ちを汲み取れなかったり、伝えたいことを伝えられないことが多くありました。
このような壁は、社会に出て営業として働いた際にも絶対にぶつかる壁だと思ったので、学生のうちに経験できたことは非常に大きいと思います。
私のように行動力がない人は、一歩踏み出して行動し、熱い仲間たちと今しかできない経験をしてほしいと思います。