【服装例あり】インターンの服装について徹底解説!私服とスーツどっちを着れば良いの?場面毎に最適な服装を男女別に紹介
はじめに
インターンシップに限らず就職活動の際に気になるのが服装ですよね。
スーツが間違いないのか、自由と言われたら何を着て行けば良いのか、オンラインはどうするかなどなど疑問に思うことも多いでしょう。
この記事ではインターンシップに参加する際の服装について詳細に解説します。
インターンシップとは
そもそも、インターンシップとは何でしょう?
インターンシップとは就活の中の1つの活動で、実際に企業で働いたり見学に行ったりすることです。
就職前に会社の雰囲気を知ることができるため、気になる企業や業界がある方は参加をおすすめします。
詳しくはこちらの記事で紹介していますのでぜひご覧ください。
インターンシップに服装の指定はある?
そもそも、インターンシップの際に服装の指定はあるのでしょうか?
ここでは服装を指定する企業の割合や、指定される服装の種類について解説します。
服装指定する企業の割合
インターンシップで学生を受け入れるほとんどの企業が何かしら服装について指定をしているようです。
スーツで来てくださいという企業も多く、学生の立場からするとこれが一番気が楽かも知れませんね。
服装指定の種類
ここではよくある服装指定の種類について3つ挙げて紹介します。
- スーツ
- 服装自由・私服可
- 私服
スーツ
スーツを指定された場合は就活生の服装の定番である黒のスーツに白のシャツ・ブラウスで参加しましょう。
スーツを指定する企業の中には規律や一体感を大事にする社風の会社もあります。
黒以外のスーツ・白以外のシャツなどの定番から外れた服装は選ばないのが無難です。
服装自由・私服可
服装自由と言われることもあります。
スーツでも良いし普段着でも良いですよ、という参加する学生によって服装が大きく異なってきそうな指定方法です。
自由と言われても大半の学生はスーツを着て参加します。私服で参加する場合はカジュアルになりすぎないように気をつけましょう。
私服
私服を指定された場合はスーツで参加するのは避けましょう。
企業側が指定している以上それを無視するのもあまり良くありませんし逆に他の学生から浮いてしまう可能性もあります。
なぜ企業は服装条件を指定する?
企業側が服装を指定するのはなぜでしょうか?
ここでは服装条件を指定する企業の思惑を以下の3点で紹介します。
- 学生の負担を減らすため
- 学生の対応力を見ている
- 特に理由はない
学生の負担を減らすため
1つ目の理由として学生の負担を減らすためと考えられます。
インターンシップ参加中は毎日覚えること・考えることが多くただでさえ忙しいですよね。
そんな中でインターンシップの際の服装に指定がないと心配要素が1つ増えて負担に思う方も多いのではないでしょうか。
そんな学生側の負担を考慮してはっきりを服装を指定しているという企業もあるようです。
服装自由と記載している企業はスーツのような気の張る服装ではなく着慣れた服でリラックスして参加して欲しいと考えていることもあります。
学生の対応力を見ている
服装自由と記載している会社では学生の対応力を見ている場合もあるようです。
服装自由だからと言って部屋着で参加することはないですよね。
これはあまりにも極端な例ですがインターンシップの際はTPOに合わせた服装をすることが必要です。
企業により服装の自由度は全く異なるのでこれが正解とは言いづらいですがカジュアル過ぎる服装での参加は避けるのが無難でしょう。
特に理由はない
服装を指定していることに特に理由がない場合もあります。
服装は何でもいいのだけど何か書いておかないと学生が困ると思い「服装自由」と書く場合もあるようです。
企業の服装の許容範囲を知るには社員の勤務中の服装が最も参考になります。
ですが企業の雰囲気が分からない段階で服装自由等を言われた場合は基本的にはスーツで行くのがベストです。
服装を指定する理由は企業により様々ですが、その場にあった服装をできるように心がけましょう。
インターンの服装例
ここではインターンシップに行く際の具体的な服装例について紹介します。
冬は定番の就活ファッションとなりますが夏はどうしたら良いのか、スーツ以外はどんな服装がいいのかも見ていきましょう。
スーツの場合
まずスーツの場合はどのような服装がベストでしょうか。
夏と冬に分けて見ていきましょう。
夏
夏の暑い時期にインターンシップに参加する際はスーツを正しく着こなしながらも快適に過ごせるように工夫しましょう。
インターン先の企業に着くまでの移動の間は暑ければ上着は脱いでいても問題ありません。
ただ、インターン先に着いてからはきちんと上着を着るのがマナーですので気をつけましょう。
上着を着ても快適に過ごせるように裏地のない春夏用のスーツを着るのもおすすめです。
最近は夏を快適に過ごすためのインナーも種類が豊富で速乾性に優れていたり脇汗を目立たなくしてくれたりするものもあります。
フォーマルでありながらも服装で工夫して夏のインターンにも快適・爽やかに参加しましょう。
冬
冬の寒い時期にインターンシップに参加する際は普段のスーツだけでは防寒対策が十分ではありません。
インターン中に体調を崩すことのないように暖かい服装で挑みましょう。
まずよっぽど暑がりの方以外はコートを準備するのをおすすめします。
フォーマルに着こなせるトレンチコートを1着持っておくと社会人になってからも便利です。
色は黒にこだわる必要はなく、紺色やベージュのコートを着ている学生も多くいます。
マフラー・手袋なども特に印象が悪いということはありません。
会場に着くまでは暖かい服装で過ごし、会社に入る前にコートやマフラー・手袋は外しましょう。
スーツ以外の場合
スーツ以外で参加する場合はどのような服装が間違いないのでしょうか。
季節に分けて適切な服装を紹介しますが、夏と冬に共通するポイントを先に挙げておきます。
まず男性はトップスには襟のある服を選びましょう。
素材は特に限定しませんが季節によらず長袖シャツをおすすめします。
ただ色はスーツの時と異なり白にこだわる必要はなく派手すぎなければ自分の好みのデザインのものを着て良いです。
また下半身もショートパンツや7分丈は避けましょう。男性の服装は基本的に長袖・長ズボンと覚えておきましょう。
女性の場合は男性と比べて服装の自由度が高いです。
肩の出る服装・派手な色や柄を避けて落ち着いた印象を与えられる服装を心がけましょう。
夏
まず男性の場合はシャツにジャケットとチノパンが定番スタイルです。
クールビズでと言われた場合はジャケットも不要ですが、社内は冷房が効いており寒い場合もあるため1枚上着を持っておくと良いでしょう。
女性の場合はブラウスにカーディガンとスカートを合わせるスタイルをおすすめします。パンツスタイルも問題ありません。
テレビのアナウンサーの服装を参考にすると間違いないでしょう。
男性同様、カーディガンのような羽織れる服を1枚持って行くと安心です。
冬
男性は夏とほとんど同じスタイルで行きましょう。シャツにジャケットにチノパンです。
寒い場合はシャツにニットを重ね着すると暖かく過ごせます。
移動中はジャケットの上に普段のインターン時に着ているコートを羽織っておくと快適です。
女性の場合は寒い冬には暖かく過ごせるパンツスタイルもおすすめします。
タートルネックのニットを合わせたりブラウスの上にジャケットを羽織るのも暖かいです。
コートやマフラー・手袋も活用して快適に過ごしましょう。
時計・カバン・靴の例
インターンシップの際に多くの方が悩むのが時計やカバン・靴等の小物類です。
これらの小物についても良い例・避けるべき例などを挙げて紹介します。
まず時計については派手なものを避ければ特に制限はありません。
デジタル表示のものよりアナログの物の方がフォーマルでインターンの時には適しています。
スマートフォンで時間を確認するのは場合によっては印象ダウンに繋がるためなるべく腕時計を身に着けましょう。
次にカバンについてです。スーツの場合は普段就活で使っているカバンを使うと良いです。
スーツ以外で参加する際は以下の点を満たすカバンを選びましょう。
- 自立する
- A4サイズが入る
- 派手なデザインでない
ビジネスバック以外のリュックサックは避けるのが無難です。
最後に靴についてです。スーツの場合は普段就活で使っている靴で参加しましょう。
スーツ以外の場合は、男性は革靴、女性はパンプス(ヒールのある靴)がベストです。
私服でも足下もフォーマルな印象を目指しましょう。
多くの場合NGな服装例
ここでは多くの企業でNG判定されそうな服装例を紹介します。
まずフード付きの服やデニム生地の服のようなカジュアル過ぎる服装です。
服装自由を指定している企業としても働きに来る学生にはある程度のフォーマルさを求めています。
上記のような服装は私服の中でもかなりカジュアルな部類ですので避けるのが無難です。
次に露出が多い服装も避けましょう。
男性はふくらはぎや肩を露出しないのがフォーマルな場面での基本ですのでショートパンツやノースリーブなどは適しません。
女性も胸や肩の露出が激しい服装は避け節度ある服装を心がけましょう。
最後にスニーカーやサンダルも避けるのが無難です。
就活時の革靴やパンプスは歩くのが辛く、服装自由ならスニーカーでと考えてしまうかもしれません。
ですが、スニーカー・サンダルはカジュアルな印象を与える履き物ですのでインターンではやめておきましょう。
服装自由とは?指定がない場合どうしたらいい?
服装自由や指定をされない場合はどう対応するのがベストなのでしょう。それぞれ対応を紹介します。
服装自由
服装自由と伝えられた場合は、基本的にはスーツで参加しましょう。
というのも、はっきりと服装を指定されない場合多くのインターン生がスーツで参加するからです。
服装自由だから私服で、と思って私服で参加したところ他のインターン生がみんなスーツだったという話はよく聞きます。
私服と指定されない限りはスーツでの参加がおすすめです。
指定なし
指定がない場合も服装自由の場合と同じく基本的にはスーツでの参加をおすすめします。
服装についての記述が案内に一切ないと不安になることもあるでしょう。
その際は担当者に電話をしてスーツで良いか確認してみることも1つの方法です。
企業によってはインターンの際は制服を貸し出す場合もあるので、出社後着替えること前提で服装を指定しないことも考えられます。
オンラインの場合はどうする?
最近はオンラインで開催されるインターンシップも増えてきました。
オンラインで参加する場合も現地で参加する場合と同様に準備しましょう。
画面には上半身しか写らない場合が多いですがスーツなら上下ともスーツと服装をそろえておくと良いです。
内容によっては画面の前で立たないといけない状況が起こる可能性もあります。
オンラインで自宅からの参加となると時間に余裕があるように思ってついつい準備がギリギリになりがちです。
現地に行くインターンと同様に少し早めに準備を整えてリラックスした状態で参加しましょう。
服装についての注意点
ここではインターンシップの際の服装の注意点を紹介します。
最低限の清潔さを出す
どのような服装を指定されても最低限守りたいのが清潔感です。
就職活動で訪ねた会社の社員が寝癖だらけだったりしわくちゃのシャツを着ていると印象が悪いですよね。
インターンシップの担当者も同じように学生を見ています。
インターンシップの日はいつもより少し早めに起きてしっかりと身なりを整えてから参加しましょう。
なるべく多数派に合わせる
服装に悩んだときに基本としてなるべく多数派に合わせることが大事です。
服装を指定されているにも関わらずそれと明らかに異なる服装で参加すると悪目立ちしてしまいます。
インターンシップでは企業側もどの学生なら自分の会社に入って欲しいか、という視点で学生を評価しているものです。
インターンシップでの行動が評価されるべきところを服装のせいでマイナス要素を感じさせるのは避けましょう。
企業の風土にもよるので一概には言えませんが基本的にはスーツ、私服の際もオフィスカジュアルでの参加がおすすめです。
まとめ
この記事ではインターンシップに参加する際の服装について紹介しました。
インターンシップに参加するのは会社やその仕事・社員のことを知るためですよね。
その際に服装のことで困ってしまわないように参加する企業に合わせて服装を整えましょう。
インターンシップに参加する際のエントリーシートのコツについて以下の記事で紹介しています。
エントリーシートの書き方にもっと自信を持ちたい方はぜひ読んでみてください。
それでは就職活動頑張ってくださいね。
面接・ESで就活の軸を答える方法を徹底解説!そもそも選考で就活の軸を聞く意図は何か?採用者に刺さる伝え方を例文と共に紹介!