人前で話せない自分が胸を張って話せるようなれたインターンシップ
インターンシップを始める前の自分
友達といる時はよく喋るタイプですが人前で喋るのが苦手な人間でした。
そのため、大学のプレゼンテーションの授業や英語の発表の時間が苦痛で仕方ない状態です。
また、私は気さくな性格であり、友達とコミュニケーションを取る事が好きです。
いつも違う友達とお酒を飲んでばかりの大学生活を送っていました。
なので、常に二日酔い状態で大学の授業に参加していたごく一般的な大学生でした。
インターンシップを始めたきっかけは?
私には2個上の姉がいて、姉が大学3年になって就活でかなり焦っていました。
この光景を見たのがきっかけです。
その中で姉はよく「長期インターンシップを早くやれば良かった」と口にしました。
なので、私は大学1年ながら早めに長期インターンシップをやって就活の時に苦労しないようにしようと思いがあり、始めました。
最初はインターンシップの目的意識ややることの意義に関して、そこまで深く考えてはいませんでした。
ただ何か経験できればいいなと思いながら活動をしていたと思います。
インターンシップを通じてどんな風に成長したか
最初に出勤した時はトークもうろ覚えで、緊張していてテンションも低かったのを覚えています。
入ってきて最初に思ったことは、本当にガッツリ仕事なんだなと思いました。
そこまで深く考えず入ってきて不安が先行しており、熱量が全然足りて無かったです。
ただ自分と同じ年代の子から何歳も上の先輩まで幅広くいるコミュニティはかなり新鮮でした。
営業のインターンシップで学んだことは一言で言うと「人に対する上手な伝え方」です。
以前は苦手な人を避けて人と絡んでおり、人にどう思われているかなんて全くと言っていいほど気にかけていませんでした。
今までは自分の話が伝わらなくても別にいい、わかってくれる人だけわかってくれればいいと思っていたところがありました。
しかし営業中に初対面の人と話したり部下を教えたりする中で、自分の考えを人にしっかり伝えられるようになったのです。
そこから色んな人と良い関係性を築けるようになった気がします。
そして、自分に自信が持てるようになり、昔に比べて圧倒的に社交的になりました。
成長できた理由・要因は?
今までは友達や家族など勝手にできた関係性の中に身を投じていました。
そのため、自分の発言で相手がどう思うかであったり人にどうお願いしたらいいのかであったりなど深く考えてこなかったです。
ただ営業中はお客さんの表情や仕草は見落としてはいけません。
相手が今どう思っているのか探りながら、話を展開していきます。
こちらの要望を聞いてもらうためには自分がこうしてほしいという発言をするのではありません。
「あなたにとってこうしていくべき」ということを伝える必要があります。
同じ意味合いでも伝え方によって人に与える印象が全然違ってくるのが面白いと思いました。
1つ1つの発言に気を使うと思った要因です。
もちろん、会社の仕組みをはじめ何から何まで全て作った社員さんにも感謝しています。
多くの人に会えたことも自分にとっては非常に大きかったことだと思います。
正しいことと間違っていることをハッキリと教えてもらえたのが大きく、正しい道に導いてもらいました。
やはり、成果の方程式の「考え方」に関しては自分で勝手に身につくものではありません。
営業中ももちろんそうですし、飲み会などで上司が熱く語られることをしっかり吸収していくのが一番大事だと思いました。
これから挑戦したいこと
形あるものでは無いですが当面の目標は人格者になることです。
もちろん、まだまだ自分自身未熟な面が数多くありますが、私のポリシーが「自分と関わった人間を幸せにする」ということです。
仕事をしていく中で意識していることでもあります。
この人が入れば組織が回る、と思われるような人物になることが夢です。
200人くらいの大きい組織を作って盛大にどこかのレストランを貸し切ってワイワイしたら本当に楽しいと思います。
このご時世なので今はできませんが、人としてこれから成長していかなければいけないと思っています。
私にとってインターンシップとは
私にとってインターンシップとは仕事を楽しくする重要なファクターだと思います。
人生の半分は仕事をしていかなければならないため、新卒3年間の離職率が全体の3割の世の中です。
それは今まで仕事に触れあう機会があまりにも不足していたからだと思います。
どんな仕事でも自分の中でやっていく意義を見出していくためには、学生である今のうちからなるべく難しい仕事を経験することが大切でしょう。
仕事というものに触れていくことが重要です。
また、社会に出てからは失敗の連続です。
そういった失敗はリスクのない今のうちに経験していくべきだと私は身をもって思っています。
今後の生活を豊かなものにしていくためにもインターンシップは参加していくべきです。
大学慶應大学学年既卒