典型的な大学生だった私に自信やアピール力がついた。面接を成功に導いた秘訣とは
◎インターンシップ在籍期間 : 1年6ヶ月
◎現在の職種と業界 : 営業職・金融
◎会社名: 東京海上日動火災保険株式会社
◎業務内容: 代理店をお客様として商品を売っています。
代理店に対して自社の商品を取り扱っていただけるように営業のサポート業務をすることが主な仕事です。
インターンを始める前の自分
インターンシップを始める前の私は、サークルやアルバイト、そして友人たちと遊ぶことに忙しい、典型的な大学生でした。
サークルはバレーボールとスキューバダイビングを掛け持ちしていました。
大学1年の5月か6月くらいから塾講師のアルバイトを始め、こちらは後々インターンシップと並行して、卒業まで続けています。
元々は週3日、塾講師として勤務していましたが、インターンシップを始めてからは少し出勤日数を減らしました。
インターンシップは土日、塾講師は平日とすることで無理なく続けることができたのです。
塾講師を選んだのは、時給が高いこともありますが、人に何かを教えることが好きだったからです。
インターンを始めたきっかけは?
インターンシップは就職活動に活かす目的で始めました。
文系学部の卒業生は8割方が営業職に就くことを知り、人と接する仕事がしたいと思っていたのです。
そのため、営業職を目指そうと思いました。
そこで、就職前から営業に携われば、就職活動の際にアドバンテージを作れると思い、営業のインターンシップを探し始めたのがきっかけです。
御社に決めたのは、研修があることや自分でアポイントメントから契約に至るまでを経験できることに惹かれたからです。
訪問販売をアポイントメントから契約まで経験したことがあるというのは、面接の中でもインパクトがあるでしょう。
また、訪問販売を実際に経験することでコミュニケーションスキルを磨けるだろうとも思いました。
とにかく、普通の大学生とは違った経験を面接の中で語れるようになりたかったんです。
長期インターンをするメリット
就職活動に活かすという点から言うと、やはり面接の場で話せる内容ができたというのは大きかったです。
しかし、それ以上に大きいのは、インターンシップを継続してきたという点で、自分自身に自信が持てたことでしょう。
少し営業の仕事に触れただけではなく、「自分の力で契約までやってきた」と言える状態で就職活動が出来たのは大きいと思います。
また、長期インターンシップで営業を経験していくうえで、色々と社会生活に役立つ能力も身につきました。
それは就職活動の場に限らず、生きていく力になると思います。
StepHouseインターンの良いところ
通常のインターンシップは雑務のようなものが多めな中で、StepHouseでは実際に飛び込み営業や訪問販売を経験させて頂けます。
研修や営業の方に同行をする時間もあり、インプットの場とそれを実践する場が揃っている環境というのは、かなり成長に繋がりました。
私が在籍した1年半の間にインターン生の人数もかなり増え、そういった転換期を企業の内部で見れたのも良い経験だったと思います。
色々な人が入ってくる中で、普段の生活では出会えない仲間に出会えたのも刺激になりました。
【将来は起業する】などの目標のある、意識の高い学生がStepHouseのインターンシップには多かったです。
そういった意識が高い人たちと交流を持てる環境なのは、良いですね。
インターンシップが就活にどう活きたか
まずは面接時に自信を持って話せる内容ができ、面接官にも興味を持ってもらえたというのは大きかったです。
訪問販売をしたというエピソードは、他ではなかなかないでしょう。
面接官の方々も実際に営業をされている方々が多かったようですから、かなり関心を持ってもらえました。
インターンシップの経験が活き、面接で自信を持って堂々と話せたのは本当に良かったです。
同じ話をしていても、自信の有無で面接官に与える印象が変わってくると思います。
また、インターンシップでの営業経験から、高いコミュニケーションスキルがついていたのも、プラスになりました。
たとえば、相手の反応を伺ったり、質問の意図を理解して適切な答えをしたりというスキルです。
もっと高度になると、自分の言いたいことを言うために、相手を誘導するような話の建て方をするということも、スキルの一つですね。
そのおかげで、面接でも自分が用意していた話や、言いたいことを伝える面接の運び方が出来たのも、かなり経験が活きた点でしょう。
インターンシップの経験を活かせたこともあり、就職活動中の面接で、困ることはありませんでした。
しかし今になって思うと、応募する企業を選ぶ上で、もう少し自己分析を深くやっておけば良かったと思います。
就職活動という人生の中での大きな節目で、せっかく時間があったのですから、もっと自分を見つめ直すことが出来たはずです。
また、もう少し色々な企業とお話が出来たと思うので、もっと多くの企業に足を運んでみても良かったかなと思います。
就職後にインターン経験が活きたか
自信を持って「インターンシップの経験を活かせている」と言えれば良かったのですが、まだまだ反省点が多いです。
インターンシップ中には出来ていたこと、たとえば傾聴姿勢などは、前ほど出来なくなっていると感じています。
新しい環境の中で余裕を失い、せっかく身につけたものを意識出来なくなってきているので、それは今後の課題です。
とは言え、出来ていないことを認識し自分自身で課題を発見出来るのは、インターンシップでの経験があるからこそです。
課題を発見できているからこそ、改善方法についても考えられます。
ですから、考え方という点ではインターンシップでの経験が活きていると思いますし、今後に繋げていけるでしょう。
現在の仕事での一番大きな課題点は、時間とタスクの管理です。
限られた仕事時間の中で、自分がやるべきこと、やりたいことが出来ているかというと、そうではありません。
インターンシップと比べて、現在の仕事はタスク量がだいぶ多くなり、うまく時間管理ができていないと感じています。
時間管理やタスク管理を徹底して、もっと生産性のある仕事の仕方をしていきたいと思います。
就職して必要だと感じたスキルや仕事力とは?
いかに周りの人の協力を得られるかは大事なことです。
たくさんの関係者がいますし、自分ひとりの力はとても小さいですから、いかに協力者を増やせるかで物事が大きく変わります。
そこで協力者を増やすために、何ができるのかというのを考えて実践していくというのが【仕事力】なのでしょう。
また、たくさんタスクがある中で、何をどんな順番で進めていけば効率が良いのか優先順位付けすることも、大事な仕事力だと思います。