インターンを経て真のポジティブを会得。『楽観的』と『ポジティブ』の明確な違いとは
◎大学 : 獨協大学 経済学部
◎学年 : 3年生
◎名前 : 福井 遼太郎
◎支部 : 第8支部
◎役職 : チームリーダー(インタビュー時点)
インターンシップを始める前の自分
高校生までは部活動に専念している学生で、全寮制の学校で打ち込むほど本気で取り組んでいました。
しかし大学に入り部活動をやらなくなると、部活動ほど熱中できるものが全くなく喪失感に見舞われたのです。
そのためインターンシップを始める前は、授業に行ってアルバイトをしてたまに遊ぶ、どこにでもいる大学生のような生活をしていました。
何か新しいことを始めようと、絵画を買う旅や留学なども検討しましたが、財力がなかったため断念。
他に満たせるものはなく、ぽっかりと心に穴が空いた感覚がずっと続き、人生が退屈だと感じていました。
インターンシップを始めたきっかけは?
大学生になってから半年が経ち、今までの学生生活を振り返ると全く成長ができていないことに気がつきました。
そこで、今の自分よりも成長ができそうな何かを始めることにしたのです。
元々自分は時給制度に違和感を感じていました。
なぜなら、アルバイトで結果を出せていない人の1時間と、大抵の仕事をこなせる自分の1時間の価値が同じという事実に納得がいかなかったからです。
そのため、「完全歩合制」と書かれた現在のインターンシップの広告には大変惹かれました。
詳しく話を聞いてみると、営業を通して人間としての力を磨けるとのことでした。
私はこの環境だったら自己成長できると思い、新しい環境に飛び込むことにしたのです。
インターンシップを通じてどんな風に成長したか
インターンシップを通じて成長した点は2つあります。
1つ目は、主体的に行動ができるようになった点です。
私は、成果を出している人は主体的に行動ができる人だと考えています。
そのため私はインターンシップを通して「結果を出すためにはどうすれば良いか」を常に考え、より主体的に行動するように意識しておりました。
2つ目は、今までとは違った意味でポジティブな思考ができるようになった点です。
私は今まで自分のことを、失敗しても「まあいいや!」と切り替えられるポジティブな人間だと思っていました。
しかし、それはポジティブなのではなく、深く思考ができていない楽観的なだけだったという事実に気がつきます。
現在では失敗したら深く反省し、その原因を突き止め、全ての失敗は成長に繋がると前向きに捉えられるようになりました。
そのため、本当の意味でポジティブになれたと思います。
成長できた理由・要因は?
「誰かのために」という気持ちをモチベーションに日々取り組んでいるからだと考えます。
私は人生において、「還元」と「気づき」というワードを大切に日々過ごしています。
自分は幼少期を複雑な家庭環境で過ごしたこともあり、いつ道を外してもおかしくない生活をしていました。
しかし、その中で転機となることが何度もありました。
学校の人であったり、近所の人であったり、身内でもない人が自分に無償の愛を注いでくれたのです。
私は今までの人生の中で、そういったことが何度もあり、そのような方々のおかげで真っ当に育つことができました。
このように自分を救ってくれた人の愛に「気づき」、そしてお世話になった方々に「還元」をする。
そして、様々な人に救ってもらった分、今度は自分が関わっていない人にでも愛を注ぎたいと考えています。
そのため、インターンシップでは、アポインター時代、自分の上司を1位にしたいという思いで日々の業務に取り組んでいました。
上司を1位にするためには自分が結果を残さないといけないため、色々と行動せざるを得ません。
このモチベーションがあったからこそ、自己成長に繋がったのだと思います。
これから挑戦したい事
今年はインターンシップで年間1500万円を稼ぐことを目標にしています。
お金に対するモチベーションが高いわけではありませんが、1つの指標として達成したいです。
昨年の完工数は、途中からポジションが変更になったこともあり20完工でした。
今年の目標である1500万円という数字は、年間60完工ができれば達成ができるので、毎月7-8契約がまずはクリアしていきたい目標です。
そして社会に出てからは「日本で1番人を幸せにできる会社」を作り上げていきたいと考えています。
幸せには様々なベクトルがあると思うので、具体的にどのような事業や方向性で作り上げるかは、日々過ごしていく中で考えたいと思います。
あなたにとってインターンシップとは
インターンシップは、入った人全員が成長できる環境ではないと考えます。
イメージで言いますと、器具の種類が豊富に揃っている優秀なジムです。
ジムは入会して、ただトレーニングをするだけでは筋肉がつきません。
なぜなら、筋肉をつけるためには方法を考え、食事やタイミングも踏まえながらトレーニングを継続しなければならないからです。
インターンシップも同じです。
優秀な人材も多く、使える道具も多いですが、ただ日々を過ごしているだけで結果は出ませんし成長もできません。
このことを念頭に置き、実際に行動に移せる人がインターンシップでは活躍ができるのです。
コロナの影響でやりたいことができなくなった人や、何に打ち込めば良いか分からない人には、是非勧めたいと思います。