苦労して進学したものの、理系は研究などひたすら机に向かって学ぶ事が多く、入学してから半年で何か物足りなさを感じるようになりました。授業も退屈に感じるようになり、自分にもっとプラスになることをやりたいと思った事がこのインターンを始めようと思ったきっかけです。
理系とは全く異なる、他の道で何かやりたいと思い、営業経験が積めるインターンをやりたいと思うようになりました。もともと人と話すことが苦ではなかったこともあり、営業であれば楽しく成長できると思ったのもありますが、周囲の一年早く大学に入った友達が長期の営業インターンに参加していることの影響も大きかったです。
私は、一件一件お宅を訪問してアポイントを取るアポインターから始めたのですが、思ったようにアポイントが取れずとても苦労しました。初契約までも2ヶ月半かかり、その間に同期や後輩はどんどん契約を上げている。正直、焦りもたくさんありました。メンタル面も脆く、アポイントを取るイメージは出来ずにいたので、営業に対してのめり込むほど努力することが難しい時期もありました。
メモを常に持ち歩き、問題点や課題をすぐに書く習慣をつけました。そこで先輩からのアドバイスを参考に次にアクションを決め、うまくいけばそれを継続し、出来なければ次のプランを考えることを徹底してやりました。
営業力は一見すると、もって生まれた才能で決まるように思われがちですが、出来ないことにしっかりと向き合って取り組むことが大切だと気づかされました。またメンタル面でも自分でセルフマネジメントが出来るようになり、自分のメンタルを保つ方法を学ぶことが出来ました。
そもそも私がどうしてこのような方法で営業力をつけようと思ったのかは、自分自身が最初から何でもできる人物ではなかったからです。営業に関して才能がなく、天才ではなかったので自分の出来ることからやっていきました。
才能がある人なら1から10まで学ぶことがあった時、1できたらすぐに全部出来るようになります。私の場合、1できても他の事が出来なかったので1つずつ自分の力にしていきました。
また感覚で物事を理解する事が出来なかったので、理論や証拠を理解して納得してから次の課題に取り組んでいました。この方法のおかげで一度出来たらそれ以降忘れることはなく、一歩一歩成長する事が出来ました。このインターンの環境に身を置き、出来ない自分を認める事が出来たからこそこの考え方を身に付ける事が出来ました。
始める前は自分に向いてなさそう、営業って難しそう等のイメージがありなかなか一歩踏み出せないと思いますが、最初は何も考えずにチャレンジしてみることが大事です。私も自信をもって始めたはいいものの、なかなか契約があがらず悩む時期もありました。ただやってみないと自分がどんな人なのかを知ることが出来なく、また人間的に成長する事が出来ません。才能があるにしろないにしろ、実際に営業を経験する事で自分を知るいいきっかけになります。やってみて向いてないなと感じることもありますが、そこから本気で取りくもうと気を引き締める事で私自身変わる事が出来ました。
「何事も挑戦してみないとどうなるかわからない。」
困難に直面したとしてもそこからどうするかが大切です。まずはなにも偏見無しに果敢に挑戦して欲しいと思います。
【長期インターンで身につけた努力というスキル】
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